ネズミ駆除

ネズミを追い出す方法を9段階で説明!殺さず追い出す徹底的手法を解説

「ネズミを家の中で見かけるけど、殺さずに追い出す方法は無いんだろうか?」

「ネズミがいて怖いけど、殺したり、死骸を見るのも怖くて嫌だ。自然に追い出せる方法を知りたい!」

そんなふうに悩んでおられますか。

ネズミを殺さず追い出す方法はあり、ここで説明することが全てできれば、可能です。

しかし素人には大変に手間がかかり、危険も伴うことは事実です。

この記事では素人が自分でネズミを追い出す方法について、詳しく説明します。

読み終わったときには、ネズミを追い出す方法がわかるでしょう。

そして、自分自身でネズミを追い出すための方法を実行するか、それともネズミ駆除の専門業者に依頼するかの判断もできるようになるでしょう。

Contents

ネズミを殺さず追い出すことは可能

夜中に小さな足音らしき物音がしたり、電化製品のケーブルや家具がかじられたような痕があったり、壁の隙間が開いていてその部分に糞が落ちていたりしたら、ねずみがいる可能性が非常に高いです。

この章ではネズミの生態と「ラットサイン」について簡単に説明します。

ネズミを追い出すために知っておきたいネズミの生態5つ

ネズミの生態を知ることで、ネズミを追い出す方法への理解が進みます。

ネズミはどういう生き物でどういう場所や食べ物を好むのか、などを簡単に説明します。

①警戒心が強い

少しの物音や気配、見知らぬもの、見慣れないものがあるとすぐに逃げ隠れます。

②繁殖力が高い

ネズミ算という言葉の通り、短期間で爆発的に増えます。

そのため中にいるネズミを外に出さず、外から新たに入ることもゆるさず、家の中に餌を置かないことが重要になります。

③寒さに弱いため暖かい場所を好む

家の中の屋根裏や天井裏、床下、家具の隙間、壁の中などは、ネズミにとってはとても暖かく温度変化が少ない、格好の繁殖に適した場所となってしまいます。

④夜行性である

夜中、人が寝静まり、電気を消して暗くなった後で行動が活発になります。

そのためネズミが活動する時間帯には食べ物などは全て片付けておく必要があります。

⑤病原菌やダニなどの温床となっている

ネズミ本体だけでなくネズミの巣や歩いた場所にも病原菌やダニ、ノミなどが撒き散らされます。

中には人の命にかかわる危険な病原菌もあるため、できるだけ早く追い出す、駆除することが必要です。

ネズミがいるかいないかを知るため「ラットサイン」で確認

小さな物音がたまにする程度だと、ネズミがいるのか、それとも別の原因かがはっきり分からないのではないでしょうか。

ネズミがいるかどうかは「ラットサイン」で判断します。

①音・鳴き声がする

ネズミの鳴き声は、よく使われる擬声語の「チューチュー」ではなく「キュッキュッ」「キーキー」といった、発泡スチロールをこすり合わせたときに起きる音に似ています。

またネズミがたてる音にも特徴があります。

  • 「カリカリ」「ガリガリ」
    ➡家の柱、床、壁、家具などをかじっている音です。
  • 「トトトト」「バタバタ」
    ➡足音です。
  • 「カサカサ」
    ➡壁の中や屋根裏を走るとき、中に入っている断熱材が擦れる音です。

②フンが見つかる

ネズミは決まった一か所に糞をするのではなく、あちこちにします。

通常は人の目につかない場所にしますが、ネズミの数が多くなってくると人の生活範囲にも落ちているようになります。

糞の形状や大きさはネズミの種類によって異なります。

小さいものから大きいものまで、約6mm~20mmまでさまざまです。

  • ハツカネズミ:端が尖っている糞。大きさは約6~10mm
  • クマネズミ :細長い糞。大きさは約6~20mm
  • ドブネズミ :丸い糞。大きさは約10~20mm

ネズミの糞にも病原菌が含まれています。

直接触ると病気に感染する危険があります。

処理するときは必ず手袋とマスクを着用しましょう。

③かじりあとが見つかる

ネズミはげっ歯類で一生門歯が伸び続けます。

何かをかじって歯を削らないと口がふさがって死んでしまうため、常に何かをかじり続けます。

不自然に削れているような痕があれば、ネズミにかじられている可能性が高いです。

素材は選ばず、木材からケーブルなどをつつむビニール、場合によってはコンクリートまでかじってしまいます。

④同じ場所に汚れが付着している

ネズミは「同じ場所を何度も通る」「壁に沿って走る傾向がある」という習性があります。

同じ通り道を使うため、汚れがたまって黒くなっている場所があればネズミの通り道の可能性が高いです。

またネズミの尿には蛍光物質が含まれるため、ブラックライトで照らして発光することでネズミの行動範囲を見極めることができます。

自分でネズミを追い出す具体的な方法:できること=簡単な方法順に9つを解説

初期段階で根気よく徹底的に対策することで、ネズミに「ここは生活するには都合が悪い」と思わせられれば、追い出すことは可能です。

しかし1章で「ネズミを殺さず追い出すことは可能だが、素人には難しい」と述べたとおり、ネズミを追い出すには複数の対策を同時進行で行う必要があり、どれかひとつが欠けても目的を完了させることはできません。

ここでは専門業者に頼まず自分でネズミを追い出すためにすべきことを、順をおって説明していきます。

食べ物を片づけてネズミの好まない環境にする

食べ物が無造作にテーブルの上に出しっぱなしにされていたり、ネズミに食い破られるような安易な収納方法で片づけられていると、ネズミは人が寝静まって暗くなってからその食べ物を食べに出てきます。

食べ物がある=ネズミにとって居心地のよい棲み処ということです。

追い出すためには、まずは食べ物を簡単に得られないように、徹底的に片づけましょう。

夜には食べ残しなどは冷蔵庫に入れ、残飯はビニール袋に入れて口を縛り、蓋がついていて簡単には開けられないゴミ箱に入れます。

キッチンの流しもゴミをためたままにせず、毎日掃除をしましょう。

また開封した菓子や乾物なども、袋に入れて口を閉じ、ネズミの入ってこれない戸棚の中などにきちんと整頓します。

人の食べる物だけではなくペットの餌も同様に、ネズミが食い破れないように蓋の付いたスチール製の箱や缶に入れるなど、工夫が必要です。

他には赤ちゃんの粉ミルクなども必ず冷蔵庫に保存します。

食べくずが部屋の中や廊下に落ちていないか確認し、いつでも清潔にしておきましょう。

巣作りのための材料を撤去する

ネズミは家の中の人には見つかりづらい場所に巣をつくります。

巣を撤去しても巣を作る材料があれば鼠はまた巣を作ってしまいます。巣作りのための材料を撤去しましょう。

ネズミはなんでも巣作りの材料にします。

  • 枯葉や枯草、小枝など外から持ち込んだもの
  • ダンボールや新聞紙、ティッシュなどの紙類
  • ビニール袋
  • 服、タオル、布団などの布類
  • 布団の棉や断熱材(外側の布や壁を食い破って使う)

特に家の中のもので材料になりやすい新聞紙や段ボール紙はネズミが巣作りに利用するだけでなくゴキブリや他の害虫が卵を産み付けることもあります。

何かに使えるかも、と段ボールや新聞紙を取っておく人がいますが、ネズミを追い出すためには一度使っていない分はすべて処分しましょう。

新聞紙はたまったら回収に出し、掃除などで使う少量だけを蓋のついたケースに入れて保存します。

段ボールは必要な場合にもらってきたり、購入しましょう。

家の衣類や物の保存には段ボールではなく、プラスチックの衣装ケースなどを利用するようにします。

ネズミが巣をつくるための材料を家の中から無くすように心がけてください。

ただし、思いがけないものがネズミの巣の材料になっていることがあります。

無駄なものを捨てて清潔にするのは基本ですが、壁の中の断熱材などが材料にされているなど、素人にはどうしようもできない場合もあります。

そのような事態になっていたら、後で紹介する「業者に依頼する」方法を選ぶことになります。

【参考:ネズミの巣はどんな形?】ネズミの巣は、例えば良く写真などで見る「野生の鳥の巣」のようなものではありません。

雑然とゴミがたまっているような状態にしか見えない場合が多く「形」と呼べるようなものは決まっていません。

ゴミのたまり場のようなものがあって、周りにラットサインがあれば、ネズミの巣と判断して間違いないでしょう。

ネズミの通路を家の中からふさぐ

ネズミは外部から侵入して棲みつきます。まずは外部から開けられた穴がないか家じゅうをくまなく調べます。

進入路は、おもに

  • 家の基礎と土台の隙間(床下部分に入れるなら入って確認)
  • 家の外壁のひび割れ部分(元は小さなひび割れをネズミがかじって通れるほどに穴を開ける場合がある)
  • 配管と外壁の隙間
  • 換気扇や通風口(屋根や床下に通された換気口)
  • エアコンの室外機(排気ダクトや、冷却水を出すためのホースの中を通ってくる)
  • 下水管(トイレの中から突然ネズミが顔を出すこともある)

などが考えられます。

ネズミは通り道に尿をします。ネズミの尿には蛍光物質が含まれているので、暗い状態でライトを当てると浮かび上がります。

他にもネズミの糞やかじり痕(「ラットサイン」と呼ばれる、ネズミがいる証拠となる痕跡)を辿っていくと、上記のような、ネズミの通り道になっている穴や隙間が見つかる場合があります。

進入路を見つけたら、塞ぎましょう。まずはそれがネズミの入口なのか、ガムテープをはって確認する方法があります。

ガムテープが食い破られていたらネズミがそこを通路として使っていることは確実です。

金属製のたわしを穴のなかに突っ込み、鉄板や金網など、食い破られない素材で蓋をし、固定します。

鼠の侵入を防ぐための金網や鉄板はホームセンターやネットショップなどで購入可能です。

家の外からもネズミの通路をふさぐ

家の中から進入路を塞いだら、家の外からも穴を塞ぎます。

通常の建築用、家屋補修用のものでもよいですが、効果を高めるためにネズミ侵入防止用パテ(ホームセンターやネットショップなどで売られている)を使って穴やひび割れ、隙間を塞いでいきます。

ネズミ用のパテにはネズミの忌避剤(唐辛子などの辛み成分など、殺鼠剤ではなく防鼠の効果があるもの)が練り込まれているものを選ぶと、「殺す」のではなく「寄り付かせない、追い出す」効果が期待できます。

1章で説明したとおりネズミの寿命は2~3年しかありません。

そのため、侵入口や通路を塞ぎ、ネズミが中からも外からも移動できないようにすることだけでも、ネズミの繁殖を抑制でき、今いるネズミが死に絶えることでネズミがいなくなるため、十分なネズミ対策であると言えます。

ネズミの巣を探して撤去する

ラットサインを手掛かりに、ネズミの巣を探し出して撤去しましょう。

ネズミは以下のような場所にいることが多いです。上から、比較的確認しやすい順になっています。

  • 押入れの奥や、天袋の中
  • キッチン、風呂、洗面台などの死角部分(風呂釜と壁の隙間や、洗面台と壁の隙間など)
  • 家具や家電品の裏(特にキッチンを入念にチェックする)、家具と家具の隙間
  • 床下(外からの他、キッチンの床下収納ケースを持ち上げると、床下に繋がっている場合があるのでチェック)
  • 屋根裏や天井裏
  • 壁の中(壁に穴が開いており別の箇所につながっていない場合は、壁の中に住んでいる可能性が高い)

このうち「壁の中」は、ネズミがいると確認できても素人には巣の撤去は難しいでしょう。

後ほど説明する、業者に依頼する方法をおすすめします。

また、ネズミが病原菌をもっていることから、ネズミの巣の撤去にも注意が必要です。

撤去をするときは必ずゴム手袋とマスクをつけて、直接触れないよう、またネズミのもっているダニや病原菌を直接吸い込まないようにします。

体への付着を防ぐため帽子(使い捨てのもの、ビニールキャップなど)も着用した方がよいでしょう。

撤去した後は巣のあった場所を次亜塩素酸ナトリウム系の消毒薬で念入りに消毒します。

身に着けていたものは全て洗濯、または廃棄します。

ただ巣を撤去しただけでは、またネズミは戻ってきて同じように巣を作ってしまいます。

これまでの手順を全て守ることでネズミが二度と巣をつくらない状況にすることが可能です。

追い出すための対策にとりかかる

ネズミの生活環境が悪くなるよう整える(食料がなくなり住む場所もなくなる、外部との行き来もできなくなる)と、ネズミは自然といなくなる場合もあります。

しかし念には念を入れ、近寄らせず、追い出すための追加の方法を施しましょう。

なお、ネズミは危険な病原菌をもっていますので、見つけたら生きていても死骸であっても、直接手で触れることは避けてください。

①超音波で追い出す

超音波や電磁波でネズミを駆除するネズミ撃退機はホームセンターやネットショップで購入することができます。

超音波、または電磁波使用の撃退機は人体や動物に有害な化学物質や薬品を使用しないため、ネズミをできれば殺さず追い出したいと考えている人にはぴったりです。

また、ネズミを捕獲した場合は処分方法を考えねばなりませんが、超音波だと追い出した後の手間が無いためいちばん取り組みやすい方法です。

電磁波は人には認知されませんが、超音波の場合は少しだけ音が聞こえる場合があります。

とはいえ、気になることはあまりないようです。

電気製品にも影響は無いように作られています。

ただし、使い方を間違えるとまったく効果が無い場合や、ネズミの種類や個体によっては効果がないという意見も散見されます。

②唐辛子、ネズミ忌避剤などネズミの嫌いなものを置く

ネズミ防止パテにも利用される唐辛子をネズミの通路に置く方法です。

ただし、十分に乾燥されていない唐辛子だとカビが生えて虫を呼び込むなど、別の害が起こる場合もあります。

専用のネズミ忌避剤を購入した方が無難と言えるでしょう。

【参考:猫にネズミ捕獲や追い出しの効果は期待できない】

ネズミを追い出すには猫、という印象がありますが、猫を飼うことはネズミ対策に効果があるのでしょうか。

これについては「猫がきてからネズミを見なくなった」という意見もあれば、「まったくネズミを捕ってくれない」という意見もあります。

一般的に現代の飼い猫は大事にされており良い餌を食べているため、食べ物としてネズミを捕ることは無いようです。

狩猟本能からネズミを追いかけて殺すことはあっても、その場合も食べずに戦利品としてどこかに隠しておく場合があります。

ただ、ネズミの死骸を猫が食べた場合は病気にかかることも考えられます。

また捕獲して殺したネズミの死骸を猫がどこかに隠しておいた場合、死骸が腐ってさらに病気や虫を呼び込む場合もあるので、ネズミを追い出すために猫を飼うという発想は避けたほうがよいかもしれません。

大事な可愛い飼い猫を危険に晒さないためにも、他の方法でネズミを追い出すまたは駆除する方法を早急に実行しましょう。

捕まえるための罠をしかける

ここまでで効果が無かった場合、ネズミを捕獲することになります。

ただし、捕獲した後はネズミを処分しなければなりません。

①粘着シートを使う

ネズミ捕獲用の粘着シートはホームセンターやネットショップで購入可能です。

ラットサインを手掛かりに、ネズミの通路と思われる場所や行動範囲に粘着シートを敷き詰めます。

値段の安いものは粘着力が弱いので、複数の商品を比較して、ある程度値段の高いものを選びましょう。

1枚ではなく複数枚仕掛けたほうが効率よく捕獲できます。

ただし、ネズミの行動経路や範囲、場所は日によって変わるため、「ここに敷き詰めたから必ずネズミが捕まる」というわけではありません。

専門業者でも、場合によっては完全な駆除または追い出しまで数か月かかる場合もあります。

②捕獲器を使う

昔からある捕獲器を利用する方法です。

餌をセットし、ネズミが餌をとると捕まえる仕組みの、いわゆる「ネズミ捕り」と呼ばれているものを使います。

ネズミはとても警戒心が強いので、見慣れないものが急に現れると近寄りません。

捕獲機を置いたら少なくとも数週間は一切動かさず、様子を見ましょう。

【参考:捕まえたネズミの処分方法】

捕まえたネズミを逃がしたら、結局また同じことになります。

そのため「ネズミを捕獲する」ことは、イコール「自分でネズミを殺す、処分する」ことになります。

この点まで考えずに粘着シートや捕獲器を設置する人も多いようです。

  • 捕まえたネズミが生きていた場合

ネズミを死なせなければなりませんが、一番確実で簡単な方法は、水に浸けて溺死させることです。

可哀相と思うかもしれませんが、外に逃がしてもまた戻ってきて巣を作ってしまうので仕方ありません。

死骸は新聞紙に包み、ビニール袋で密閉して燃えるゴミとして捨てます。

カラスがつついてゴミ捨て場にネズミの死骸が散乱しないよう、ビニール袋は何重か重ねます。

  • すでにネズミが死んだ状態で見つかった場合

上記のように新聞紙で包み、ビニール袋で密閉して燃えるゴミとして捨てます。

ネズミは病原菌を持っているので、どちらの場合も直接手で触れることのないよう、またネズミの身体のダニや菌を吸い込まないよう、ゴム手袋とマスクは必ず着用しましょう。

死骸を片づけた後は死骸のあった場所を消毒します。

上記2-6の説明に従って注意を払いながら、徹底的に行いましょう。

殺鼠剤を使う

「殺さずに追い出す」方法には反しますが、毒エサを置いて、ネズミを殺します。

毒エサもホームセンターやネットショップで簡単に手に入ります。

近年、従来の毒エサに抵抗力をもつ「スーパーラット」と呼ばれるネズミが増殖しています。

そのため購入する際はスーパーラットにも効果があるものを選ぶこと、途中で毒エサを置くことを止めると効果が無いばかりかその毒エサに抵抗をもつネズミが出てくる可能性があります。

また種類によっては直接手で触れると危険なものもあるため、必ず「使用上の注意」を守ってください。

できれば袋の中に入っており、そのまま置けるタイプが安全です。

毒エサを置く場合に他の餌があっては食いつきが悪くなるため、必ず、最初に説明したとおりネズミの食料となるものを全て片付けましょう。

ラットサインに従って、ネズミの通路となっている場所、よく見かける場所に置きます。夜の就寝前に配置するのが効果的です。

翌朝食べ残っている場合はペットの誤飲の危険性があるため、回収し、夜になったら新しい毒エサを置きます。

ネズミが食べた形跡がいっさいなくなるまで、繰り返し置きます。

こちらも、前の項目で説明したようにネズミの死骸を適切に処分しなければなりません。

ネズミ駆除業者に依頼する

ここまで自分で対策を講じてきたけれど、効果が無かった場合、最終手段としてネズミ駆除の専門業者に依頼しましょう。

実は、ネズミを追い出す、駆除するには、専門業者に依頼するのがもっとも早く効果が出て、死骸の処分などもしなくてよいため、自分で対策をするより費用対効果がよい場合もあります。

次の章から詳しく見ていきましょう。

「ネズミを追い出したい人」がネズミ駆除業者を使うメリット・デメリット

「できればネズミを殺さず追い出したくて色々試したが、効果がまったくない…」

そういう場合は、ネズミ駆除の専門業者に依頼しましょう。

ここでは業者を使うメリット・デメリットを説明します。

これから自分で対策をしようとしている方もこの章を読み、実際にネズミを追い出す対策ための行動を起こす前に、自分で行うか、業者に依頼するかを十分に考慮してください。

ネズミ駆除業者を使うメリット

①早く、確実に効果が出る

ネズミ駆除の経験値や技術、使う薬剤の効果が素人とは違います。効果が確実に、目に見えて出ます。

それでも、状況がとても悪化している場合は、完全駆除までに数か月以上かかる場合があります。

②自分ではなにもしなくてよい

上記の「捕まえたネズミの処分」「死骸などの処理」も全て行ってくれます。

③消毒もきちんとしてくれるので伝染病などの二次的な被害も防げる

専門知識があるため、安全確実に消毒をしてくれます。

④コストパフォーマンスは実はとてもよい

ネズミの通路や巣の位置、現在の状況(どのくらい繁殖しているか)などを現地調査して見積もりを出してくれます。

これは、素人が自分でやっても結局同じ手間がかかるということです。

しかも駆除が完璧にできたかどうかは素人では分かりづらいため、実際は業者に頼むほうが手順やどの程度の金額、日数がかかるかはっきりと分かる分、費用対効果が高いと言えます。

ネズミ駆除にかかる料金の比較

(例)木造1戸建て・ネズミ被害初期の場合(駆除用品の価格は一般的なもの)

対応と処置にかかる物品薬剤等 料金
自分で行う場合(それぞれ効果が出ない場合、すべて必要になる)
・超音波発生器(約3000円)
・忌避剤3箱(約1000円×3=約3000円)
・毒エサ1か月分(約3000円)
・粘着シート1セット(約3000円)
・消毒薬等の消耗品(1セット約1000円~3000円)
*手間として、毎日の毒エサ配布と回収、粘着シートの確認、捕獲したネズミの殺処分および死骸処理が発生する
約3000円~
効果が出ない場合は18000円前後~上限不明
*駆除終了のタイミングは不明
*被害拡大状況は不明
*壁の裏など見えない場所のネズミの死骸の有無は不明のため衛生上の不安が残る
ネズミ駆除専門業者に依頼する場合
*依頼者が買うもの、やることは特になし
*見積もりの前に片づけるとかえってラットサインが消えるのでしてはいけない
約15000円~
*見積もりどおりでほとんどの場合駆除完了する(業者の経験値による)
*見えない部分のネズミ死骸の片づけや消毒も含まれるため安心
*最も被害状態が悪い場合は25万円程度かかる

ネズミ駆除業者を使うデメリット

①料金がかかる

例えば、超音波防鼠機を買っただけでネズミがいなくなったとしたら、業者に頼むよりはそちらのほうが安上りでしょう。

しかし、ネズミがどの程度いて、どれくらいの対策や処置をすればよいのかは、素人には分かりません。

業者に頼み調査してもらうことで、状況がはっきり分かります。

また、現況に合わせた対策をしてもらえるので、効果は確実に出ます。

料金体系が家の広さや建物、ネズミ被害の状況に応じて設定されている、見積もりをきちんと出してくれる業者を選べば、まだそれほどネズミが繁殖していない場合は比較的安価な料金で駆除が完了します。

色々な方法を試して効果が出ないより、すぐに確実に効果が出る業者に依頼したほうがよいという考え方ができます。

どちらを選ぶかは最終的には自己責任ですが、まずは一度調査に来てもらい、見積もりを出してもらってから、自分で対策を行うか業者に依頼するか、判断するとよいでしょう。

まとめ

ネズミを追い出す方法について詳しく見てきました。

ネズミを自然に追い出す方法はありますが、素人には難易度が高いことがお分かりいただけたと思います。

放置しているうちにネズミが大繁殖し、もう素人の付け焼刃的な対策ではどうしようもなくなった場合は、ネズミ駆除の専門業者に依頼しましょう。

酷い状態になる前に駆除業者に依頼すれば、比較的料金も安く、早く効果が出ます。

ネズミの死骸を自分で片づけたり、ラットサインを追いかけて屋根裏や床下を捜索する必要もありません。

捕まえたネズミを自分で溺死させるというつらいことをする必要もありません。

家の中を清潔にしてネズミが繁殖しないよう片づけることは必要ですが、根本的なネズミの駆除は、専門業者に依頼した方がストレスなく済ませられるため、おすすめと言えます。

この記事が、ネズミをできるなら殺さず追い出したいと考えている方へ、参考になれば幸いです。